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男性の「絶精」は何歳から?

加齢とともに変化する男性の生殖力

女性に「更年期」があるように、男性にも加齢によって性ホルモンが減少し、生殖能力が低下していく時期があります。
ただし、女性のように明確に月経が止まるわけではないため、「男性の更年期」や「絶精期」は見えにくいものです。
では、実際に男性が“絶精”するのは何歳頃なのでしょうか?

■ 男性は一生精子を作り続けるが、質は年齢とともに低下する

一般的に、男性は高齢になっても精子を作ることができます。
医学的には、70歳や80歳になっても子どもを授かることは可能とされています。

しかし、精子の“量”や“質”は30代後半から少しずつ低下していきます。
特に40代を過ぎると、

  • 精子の運動率(動く力)が下がる

  • 精子のDNA損傷率が上がる

  • 受精しにくくなる
    といった変化が起こります。

つまり、「絶精」とは突然訪れるものではなく、ゆるやかに進む生殖能力の衰えと考えるのが正しいのです。

■ 男性の更年期(LOH症候群)との関係

40代以降の男性が感じる「疲れやすい」「性欲が落ちた」「集中力が続かない」といった症状は、
**男性ホルモン(テストステロン)低下による“LOH症候群”**であることがあります。

この状態になると、精巣の機能も弱まり、結果的に精子の生成量が減少。
放っておくと「絶精」に近い状態になることもあります。

■ 絶精を早める生活習慣とは?

以下のような生活習慣は、年齢に関係なく“絶精”を早める原因になります。

  1. 喫煙・飲酒の習慣
     → 精巣への血流が悪化し、精子の質が下がる。

  2. 睡眠不足・夜更かし
     → ホルモンバランスが乱れ、テストステロン分泌が減少。

  3. 長時間のデスクワークや運動不足
     → 陰嚢温度の上昇や肥満によるホルモン変化。

  4. ストレスの蓄積
     → 自律神経が乱れ、性ホルモンの分泌を抑制。

■ 精子の老化を防ぐには?

“絶精”を遅らせるためには、生活習慣の見直しが何より大切です。

  • バランスの取れた食事(特に亜鉛・ビタミンEを多く含む食材)

  • 適度な運動(ウォーキングや筋トレ)

  • 睡眠の質を高める

  • 禁煙・節酒を心がける

これらを意識することで、精子の老化を防ぎ、健康的なホルモンバランスを保つことができます。

■ まとめ

男性の「絶精」は明確な年齢で決まるものではありません。
一般的には40代から緩やかに始まり、60代以降で顕著になるといわれていますが、
日常の過ごし方次第で、そのスピードは大きく変わります。

今からでも遅くありません。
体をいたわり、ストレスの少ない生活を心がけることで、
“絶精”を遠ざけ、いつまでも若々しく健康な体を保ちましょう。